【菊花賞 2023】タスティエーラを買ってる場合じゃない!過去データから浮かび上がった穴馬とは 出走・枠順・予想

菊花賞(G1)
2023/10/22(日) 京都・芝外3000m
3歳オープン (国際)牡・牝(指定)馬齢
菊花賞 2023
出走予定メンバー(10/19時点)
馬名 | 年齢 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|
ウインオーディン | 牡3 | 三浦 | セントライト記念6着 |
サヴォーナ | 牡3 | 池添 | 神戸新聞杯2着 |
サトノグランツ | 牡3 | 川田 | 神戸新聞杯1着 |
ショウナンバシット | 牡3 | Mデムーロ | 神戸新聞杯7着 |
シーズンリッチ | 牡3 | 角田河 | 神戸新聞杯10着 |
ソールオリエンス | 牡3 | 横山武 | セントライト記念2着 |
タスティエーラ | 牡3 | モレイラ | 日本ダービー1着 |
ダノントルネード | 牡3 | 西村淳 | 日本海S(3勝ク)8着 |
ドゥレッツァ | 牡3 | ルメール | 日本海S(3勝ク)1着 |
トップナイフ | 牡3 | 横山典 | 札幌記念2着 |
ナイトインロンドン | 牡3 | 和田竜 | 神戸新聞杯11着 |
ノッキングポイント | 牡3 | 北村宏 | 新潟記念1着 |
パクスオトマニカ | 牡3 | 田辺 | レパードS15着 |
ハーツコンチェルト | 牡3 | 松山 | 神戸新聞杯5着 |
ファントムシーフ | 牡3 | 武豊 | 神戸新聞杯3着 |
マイネルラウレア | 牡3 | 岩田望 | 神戸新聞杯8着 |
リビアングラス | 牡3 | 坂井瑠 | 阿賀野川特別(2勝ク)1着 |
菊花賞 2023 枠順確定
1 | トップナイフ | 57 | 横山典 |
---|---|---|---|
2 | ウインオーディン | 57 | 三 浦 |
3 | シーズンリッチ | 57 | 角田河 |
4 | ダノントルネード | 57 | 西村淳 |
5 | パクスオトマニカ | 57 | 田 辺 |
6 | リビアングラス | 57 | 坂井瑠 |
7 | タスティエーラ | 57 | モレイラ |
8 | サヴォーナ | 57 | 池 添 |
9 | ノッキングポイント | 57 | 北村宏 |
10 | マイネルラウレア | 57 | 岩田望 |
11 | サトノグランツ | 57 | 川 田 |
12 | ハーツコンチェルト | 57 | 松 山 |
13 | ナイトインロンドン | 57 | 和田竜 |
14 | ソールオリエンス | 57 | 横山武 |
15 | ファントムシーフ | 57 | 武 豊 |
16 | ショウナンバシット | 57 | Mデムーロ |
17 | ドゥレッツァ | 57 | ルメール |
菊花賞 2023 有力馬情報
世間はこう見る
タスティエーラ:1人気予想
前走で日本ダービーを制覇。世間では春4戦目が不安視されていたがそんなことは雑音に過ぎなかったか。皐月賞の雪辱を果たし世代の頂点へと上り詰めた。ココは日本ダービーからぶっつけ本番。異例ともいえるローテだが心配無用か。
日付 | レース | 着順 |
---|---|---|
23/05/28 | 東京優駿(G1) | 4人気①着 |
23/04/16 | 皐月賞(G1) | 5人気②着 |
23/03/05 | 弥生賞(G2) | 3人気①着 |
ソールオリエンス:2人気予想
3戦3勝で皐月賞を制した素質馬。近2戦は同世代の実力馬の後塵に拝しているものの、3歳牡馬の頂点に君臨しポテンシャルの高さを示している。セントライト記念は負けて強しの競馬。叩き2戦目のココは陣営も全力で仕上げてくる。
日付 | レース | 着順 |
---|---|---|
23/09/18 | セントライト記念(G2) | 1人気②着 |
23/05/28 | 東京優駿(G1) | 1人気②着 |
23/04/16 | 皐月賞(G1) | 2人気①着 |
サトノグランツ:3人気予想
日本ダービーでは苦杯を喫したが、前走神戸新聞杯では一頭次元の違う末脚を炸裂。コースレコードで完勝してみせた。鞍上の川田Jも「夏を越して馬の背中が良くなっている」と愛馬の成長に目を細めている。
日付 | レース | 着順 |
---|---|---|
23/09/24 | 神戸新聞杯(G2) | 3人気①着 |
23/05/28 | 東京優駿(G1) | 7人気⑪着 |
23/05/06 | 京都新聞杯(G2) | 1人気①着 |
ハーツコンチェルト:4人気予想
春には日本ダービーでタイム差なしの③着になるなどその能力はたしか。ただ、前走の神戸新聞杯では1人気に支持されながら詰めの甘さを露呈して⑤着。デビューから終いに懸ける競馬一辺倒だが、今回長距離戦になりその辺の不器用さをどの程度補えるかが鍵になりそう。
日付 | レース | 着順 |
---|---|---|
23/09/24 | 神戸新聞杯(G2) | 1人気⑤着 |
23/05/28 | 東京優駿(G1) | 6人気③着 |
23/04/29 | 青葉賞(G2) | 2人気②着 |

競馬ファンが参考にしている指標を[穴ファクター]で見てみようか!
菊花賞 2023
高配当を演出する
穴ファクター・ビッグ3
(※過去10年)
穴ファクター1【枠順別成績】
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 0- 0-19/20 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
2枠 | 5- 3- 0-12/20 | 25.0% | 40.0% | 40.0% |
3枠 | 1- 0- 0-19/20 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
4枠 | 0- 0- 1-19/20 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
5枠 | 0- 2- 3-15/20 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
6枠 | 1- 2- 1-16/20 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
7枠 | 2- 2- 3-23/30 | 6.7% | 13.3% | 23.3% |
8枠 | 0- 1- 2-27/30 | 0.0% | 3.3% | 10.0% |
【注目】お宝枠出現!菊花賞は「2枠」を狙え

最初のコーナーまで約200mしかないから、やはり内枠の2枠が馬券圏内率40.0%とお宝枠になっているね。
でも、内外で比較すると「1~4枠」が馬券圏内率18.8%、「5~8枠」が15.0%だから枠順だけで軽視する必要もないのかなあ。
ただ一つ言えそうなのは、長丁場の一戦だし6つのコーナーを回るからスタートからインをロスなくどう立ち回るかが好走の鍵にはなりそうだよね。
穴ファクター2【前走レース別成績】
前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
トライアル | 9- 8- 5- 94/116 | 7.8% | 14.7% | 19.0% |
それ以外 | 1- 2- 5- 56/ 64 | 1.6% | 4.7% | 12.5% |
【結論】軸は「トライアル組」の好走馬にするべし!

菊花賞では『トライアル組』の活躍が目立つね。連対馬20頭のうちじつに17頭は前走が神戸新聞杯かセントライト記念だった馬なんだから。
とくに前走③着以内だった馬に注目。菊花賞での連対率30.0%(8-7-4-31/50)と信頼度はかなり高そう。
今年の出走馬だとソールオリエンス、サトノグランツ、サヴォーナ、ファントムシーフが該当。軸馬はここから選べば大丈夫そうだよね。
一方、『それ以外の組』は連対率4.7%と激シブ。馬券で狙うにしてもヒモ狙いくらいのつもりでイイのかも。
穴ファクター3【ダービー好走実績】
実績 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
⑤着以内 | 4- 2- 2-17/ 25 | 16.0% | 24.0% | 32.0% |
⑥着以下 | 2- 4- 2-42/ 50 | 4.0% | 12.0% | 16.0% |
出走ナシ | 4- 4- 6-91/105 | 3.8% | 7.6% | 13.3% |
【重要】馬券の鍵は「ダービー未出走馬」の取捨!

当たり前の話かもしれないけど『ダービー⑤着以内だった馬』が馬券圏内率32.0%と高いよね。
ただ、着内数に目を向けると意外な結果。『ダービー未出走組』が約半数の14頭も馬券に絡んでいるよ。
菊花賞は芝3000mで行われる長距離重賞。適性が大きく求められる分、春まで王道路線を歩んでいなかった馬でも全然チャンスはありそうだよね。
今年の出走馬だとドゥレッツァ、サヴォーナ、リビアングラスあたりには注目したいねえ。
暴露王はどう見る?
▼菊花賞 2023の注目馬▼
注目馬1:タスティエーラ
東京優駿(G1) 4人気①着
穴指数:★☆☆☆☆
前走日本ダービーを制してこの世代の頂点に。クラシック第1戦の皐月賞でも②着に好走してるようにココでは実績上位だよね。
ただ、今年の日本ダービーは低レベル。オークスより2秒も遅い走破時計だったんだから。②着馬ソールオリエンスはセントライト記念で②着、③着馬ハーツコンチェルトが神戸新聞杯で⑤着に敗れたことからも分かるよね。
それにサトノクラウン産駒はイメージほど距離が伸びてイイ感じも無いし、今回は直行で菊花賞に挑戦。過去30年遡っても日本ダービー馬が菊花賞に直行して勝ったことなんて無いんだよ。それなら穴ファクター3【ダービー未出走馬の好走が目立つ】ワケだし、思い切って軽視するのもアリかも。
注目馬2:サヴォーナ
神戸新聞杯(G2) 10人気②着
穴指数:★★★☆☆
穴ファクター2【軸はトライアル組の好走馬にするべし!】と穴ファクター3【ダービー未出走馬の好走が目立つ】にズバリ該当。
春のクラシック2戦は未出走も夏に自己条件勝ち。そして前走神戸新聞杯では強豪馬相手に②着に好走。夏を経て急成長しているよね。
昨年のボルドグフーシュや一昨年のディヴァインラヴもクラシック未出走から好走。菊花賞はこういう夏の上がり馬が良く馬券に絡んでいるよ!とくに今年はズバ抜けて強い馬もいないし、こういう馬に期待したくなっちゃうよね。

これらの馬は要チェックだね。
でも、実は菊花賞には・・・
【穴指数:★★★★★】の激走馬がいるよ!
