【天皇賞・秋 2025】トップスピードの持続力が求められる一戦で激走するには?

マンダケンタ

現役記者【マンダケンタ】

オッス、マンダケンタだ。

3歳馬同士の激闘が終わった後は、古馬中距離路線のトップを決める天皇賞・秋

今年は2022年以来となる3歳馬が参戦。21年がエフフォーリア、22年がイクイノックスと、近年はキッチリ結果を残しているだけに、マスカレードボールミュージアムマイルには注目が集まるだろうな。数々の修羅場を潜り抜けてきた古馬勢も黙っちゃいないだろう。

ただな、さすがにココでは明かせないが、世間の盛り上がりの裏で「怪しい話」が出ている主役級もいる。昨年のリバティアイランド(1人気⑬着)のように、競馬ファンの思い込みが作り上げる“危険な人気馬”によって、配当妙味はグングン高まる一方だ。

オレも現場で話を聞いている中で、これ以上ない狙い目だと楽しみにしている穴馬を土曜に当欄で公開させてもらう。暴露マニアの皆さんと喜びを共有したい、その一心で見つけ出してきたから期待して欲しいね。

確定枠順表

馬番馬名性齢斤量騎手
1コスモキュランダ牡458津村
2アーバンシック牡458プーシャン
3ジャスティンパレス牡658団野
4ソールオリエンス牡558丹内
5タスティエーラ牡558レーン
6ブレイディヴェーグ牝556戸崎
7マスカレードボール牡356ルメール
8ホウオウビスケッツ牡558岩田康
9ミュージアムマイル牡356Cデムーロ
10エコロヴァルツ牡458三浦
11シランケド牝556横山武
12セイウンハーデス牡658菅原明
13メイショウタバル牡458武豊
14クイーンズウォーク牝456川田
Uトラ
今週の頼れるゲスト

東京Uトラックマン

美浦きっての頭脳派。25年6月には【1077倍】【3301倍】を立て続けにお届け。

「レースビデオも取材ノートも自分の頭の中。やっぱり競馬は記憶の勝負」と豪語する“精密機械”。黒字収支はお約束で、馬券で勝っている勝ち組暴露マニアの間でも「丸乗りするだけで儲かる」「狙ったように注目馬が激走する」と信者多数。

25/6/21(土) 東京1R
3歳未勝利

◎センジュコスモス6人気
△メリーサウンド9人気
○アイスリーディング7人気

  • 3連単330170円的中
  • 3連複35990円的中
  • 馬単35190円的中
注目
朝から大歓喜!6人気◎×7人気○で33万馬券ゲットォォ!
①スピードの持続力が求められる

Uトラックマン

まずは、この表を見て欲しい。天皇賞・秋の過去5年の平均ラップだ。最初の1ハロンが12秒台で、それ以降はゴールまで11秒台で推移している。

Uトラックマン

スピードが出やすい東京のコース形態や馬場の後押しもあるが、こうなるといくらスピード能力に長けている馬でも、最後まで持続させるだけのスタミナを持っていないと上位争いは難しくなる。

これに関連しているのが「菊花賞での好走実績」。菊花賞③着以内馬の天皇賞・秋成績をザッとまとめるとこうなる。

菊花賞好走組の実績(過去10年)

全成績 複勝率 複回収率
菊花賞好走組 1-5-2-7/15 53.3% 209%

▼菊花賞好走組の激走例(過去10年)

16年②着リアルスティール(7人気・複勝350円)
→15年菊花賞②着
17年③着レインボーライン(13人気・複勝600円)
→16年菊花賞②着
18年③着キセキ(6人気・複勝300円)
→17年菊花賞①着
23年②着ジャスティンパレス(6人気・複勝340円)
→22年菊花賞③着
24年②着タスティエーラ(9人気・複勝1020円)
→23年菊花賞②着

Uトラックマン

どれだけ深い関連性があるのか一目瞭然だろう。

3000mの長丁場、ラストの持久力勝負を押し切った実績というのは、レース条件こそ違えど、天皇賞・秋で求められる能力と似ているんだ。

先週の菊花賞で好走した馬たちも来年の今頃に順調なら面白いと思うぞ?

②激走パターンは両極端

Uトラックマン

毎年、現役屈指の好メンバーが揃う一戦において、伏兵扱いを受けている人気薄馬が激走パターンは、大きく分けて2つある。

「逃げ粘りor上がり最速」と両極端だが、過去10年の5人気以下12頭のうち9頭に当てはまっている。

▼逃げの激走例(過去10年)

18年③着キセキ(6人気)
→通過順(1-1-1)
22年②着パンサラッサ(7人気)
→通過順(1-1-1)
24年③着ホウオウビスケッツ(8人気)
→通過順(1-1-1)

▼上がり最速の激走例(過去10年)

15年②着ステファノス(10人気)
→上がり3F33秒4
20年②着フィエールマン(5人気)
→上がり3F32秒7
23年②着ジャスティンパレス(6人気)
→上がり3F33秒7

Uトラックマン

共通点を挙げるとすれば、横綱相撲で迎え撃つ形の競馬をしていない(できない)馬たちだということ。展開的に上手く“マイペース逃げ”に持ち込めたり、前が速くなって苦しくなったところを一気に追い込んできたりと、流れに恵まれたことで食い込んでいる。

やはり、上位人気を背負う馬(騎手)は、いかなる展開でもポジションを取りに行くし、速いラップの中で勝ちに行く競馬に持ち込む宿命がある。もし、これらが牽制し合うようなら、前で楽に運んでいる逃げ馬にもチャンスが生まれるわけだ。

ここまでの傾向を加味して、現時点で気になる天皇賞・秋の事前注目馬は木曜(16時頃)に公開する。

Uトラの気になる馬は・・・

Uトラックマンの
事前注目馬

アーバンシック

昨年の菊花賞では、後に天皇賞・春を勝つデントールに2馬身半差の完勝。徐々にポジションを押し上げながら、最後は後続を突き放す圧巻の勝ちっぷりだった。

有馬記念はスローペースの内目で身動き取れず⑥着、日経賞は「ボコボコで特殊な馬場」に泣き③着、宝塚記念はスタート直後の不利や馬場の影響が重なって⑭着。不完全燃焼な内容が続いたが、ルメールが高評価して選んできたのも事実。

東京芝2000mでは、百日草特別で後半4F11秒9-11秒7-11秒5-11秒3の加速ラップを後方からゴボウ抜きした実績あり。大きなフットワークをフルに活かせるコースが合っている。

この中間は、先週の金曜坂路追いがいい刺激になり、厩舎関係者も「手前の替え方やフォーム、集中力、息遣いなどどれも良かった。プーシャンもいい準備をしてくれている。あとはゲート練習もして万全を期す」と納得の様子。

新コンビのプーシャンは乗れる若手と評判。同じフランス出身のルメールに電話で癖や特徴についてアドバイスを受け、一発のイメージを描いている。

マンダケンタ

取材で忙しいところ、ありがとうな!

じゃあ俺からも面白そうな馬を2頭。関係者からの情報を踏まえた天皇賞・秋の注目穴候補は「土曜日」に当ページで公開予定だ。


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マンダケンタ
現役記者
マンダケンタ
[重賞世話人]

気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。

立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!

Uトラックマン
東京担当
Uトラックマン
[東京の精密機械]

美浦きっての頭脳派で、25年6月には1077倍、3301倍を立て続けにお届け。「レースビデオも取材ノートも自分の頭の中。やっぱり競馬は記憶の勝負」と豪語する“精密機械”。黒字収支はお約束で、馬券で勝っている勝ち組暴露マニアの間でも「丸乗りするだけで儲かる」「狙ったように注目馬が激走する」と信者多数。