【北九州記念 2025】夏は格より調子を実感するレース。馬場傾向も見逃せない!

マンダケンタ

現役記者【マンダケンタ】

オッス、マンダケンタだ。

今週の北九州記念は、1番人気が16年連続で敗れている。

昨年もユウガ(川田J)騎乗のサーマルウインドが12着に敗れる一方で、16番人気モズメイメイが③着に激走して3連単79万8750円決着となった。

いかにも暴露さん向けの大波乱が大前提の一戦だな。

今年もフルゲート18頭。小倉は連日の30度超え、ハンデは下は52キロ(スリーアイランド)、上は58キロ(ヨシノイースター)の6キロ差。特大万馬券の気配がプンプンしている。

ここから先は、先週、小倉開幕週から万馬券ズバリと好調のKトラにお願いすることにする。

確定枠順表

馬番馬名性齢斤量騎手
1ヤマニンアンフィル牝653亀田
2カリボール牡956西塚
3レッドヒルシューズ牝553高倉
4ミルトクレイモー牡554松山
5モズメイメイ牝556.5高杉
6メイショウソラフネ牡657酒井学
7クラスペディア牡354小崎
8エイシンワンド牡354吉村誠
9ヤマニンアルリフラ牡455団野
10タマモブラックタイ牡555角田和
11ドロップオブライト牝656小沢
12スリーアイランド牝552田口
13オタルエバー牡657.5
14アブキールベイ牝353坂井瑠
15ロードフォアエース牡456.5川田
16シロン牝653国分恭
17キタノエクスプレス牡757国分優
18ヨシノイースター牡758内田博
Kトラ
今週の頼れるゲスト

小倉Kトラックマン

【小倉】に特化することで、通常のトレセンでの取材に加え、現地滞在馬や地元馬主といった特殊な要素まで網羅し、高額的中を連発させてきた凄腕イケメン。とくに近年好調で36万馬券&24万馬券、18万馬券と巨大万券が大爆発。ある夏は全担当週で万券的中を果たし、シーズン通して375.5%の圧倒的回収率を計上したことも。

毎度のようにトータルプラス収支がお約束で、丸乗りして大儲けする暴露会員が毎回多発。あの馬券策士こと「Tトラ」でさえ、Kトラのことを“小倉の万券伝道師”と呼び一目置くほどだ。ちなみにヘビーロッカーの風貌にたがわず、かなりのハードロックマニアなのだとか。平日のディスクユニオンや新星堂で見かけても、そっとしてやってほしい。

25/2/8(土) 小倉12R

◎イツモニコニコ3人気
○アスティスプマンテ2人気
△ムチャスグラシアス9人気

  • 3連単84830円的中
  • 3連複18680円的中
  • 馬単5050円的中
注目
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【Kトラックマン】

北九州記念は、かつては8月、札幌記念と同週に行われていたが、昨年から小倉と中京の開催順が入れ替わった関係で約1ヶ月半ほど早めの施行となっている。

これは、4大競馬場(東京・中山・京都・阪神)に次ぐ立ち位置である中京競馬場の馬場をより良い状態にするための試みで、高松宮記念週から十分な間隔を空けるようにしている。

サマースプリントシリーズにおいても第4戦から第2戦となり、アイビスSDやCBC賞からの転戦がなくなった。

レース条件こそ変わらないが、各陣営がどのような思惑でココを使ってくるかなど、表に出ない関係者情報を把握することは、オレが最も得意とする分野だ。レース当日に公開する買い目にしっかり反映させるから楽しみにしておいて欲しい。

Kトラックマン

競馬界には古くから“夏は格より調子”という格言があるが、この重賞も例に漏れず、直近の好走馬が猛威を振るっている。

「前走の着順別成績」は以下の通りだ。

▼前走の着順別成績(過去10年)

前走着順 着別数 馬券内率
1着 5-7-2-22/36 38.9%
2着 0-1-2-12/15 20.0%
3着 2-1-1-10/14 28.6%
4着 0-0-1-8/9 11.1%
5着 1-0-1-10/12 16.7%
6~9着 1-1-2-31/35 11.4%
10着下 1-0-1-49/51 3.9%

Kトラックマン

G1級が夏休みに入るこの時期は、力で捻じ伏せられるほどの実力馬が不在。仮に出てきても、ハンデ戦だから重ハンデが課せられるため、相対的にパフォーマンスを落とすことになる。

調子を測るバロメーターとして機能しているのが前走の着順というわけだ。この時期に出走するからには陣営の「これならしっかり戦える」というジャッジをクリアしたことになる。

前走③着以内の激走馬(過去10年)

16年①着バクシンテイオー(8人気)
→前走・バーデンバーデンC③着
18年①着アレスバローズ(6人気)
→前走・CBC賞①着
18年②着ダイメイプリンセス(4人気)
→前走・アイビスSD①着
18年③着ラブカンプー(7人気)
→前走・アイビスSD②着
19年③着アンヴァル(5人気)
→前走・バーデンバーデンC②着
20年①着レッドアンシェル(8人気)
→前走・CBC賞③着
21年④着ファストフォース(4人気)
→前走・CBC賞①着
23年①着ジャスパークローネ(5人気)
→前走・CBC賞②着
24年①着ピューロマジック(3人気)
→前走・葵S①着
24年②着ヨシノイースター(9人気)
→前走・春雷S③着

Kトラックマン

先週、開幕週に行われた芝1200m戦は全8鞍。そのうち、4コーナーで先頭だった馬が(3-2-1-2/8)馬券内率75%と圧倒的に前有利の馬場だったことは軽視できない。

これには、近年の小倉開催日程も深く関わっている。

23年1月14日~2月26日(14日間)
23年8月12日~9月1日(8日間)
24年1月13日~3月1日(16日間)
24年6月29日~7月21日(8日間)
25年1月25日~3月2日(12日間)
25年6月28日~7月20日(8日間)

小倉担当のオレとしては、開催日数が減ることは非常に残念だが、馬場の目線で見ると傷みが軽減され、休息と生育期間が延びるため、状態はすこぶる良好だ。

今季は雨の影響もなく、パンパンの良馬場。今週も一貫して晴れ予報。馬場が良ければ楽にスピードを出せるから、スタミナのロスを抑えて直線勝負に臨める。前に行った馬が簡単に止まらない傾向は変わらないとみて良いだろう。

これらの傾向を踏まえ、気になる事前注目馬は木曜(16時頃)に公開する。どうぞお見逃しなく。

●Kトラの気になる馬は・・・

Kトラックマンの
事前注目馬

クラスペディア

Mトラが【1298倍】を仕留めた葵Sの本命馬◎でもあるクラスペディア。馬券妙味なら13番人気の当時だろうけどね(笑)。

未勝利ながら小倉2歳S(②着)、朝日杯FS(⑥着)と善戦し続けて、リステッドのクロッカスSで初勝利。スタートがメチャクチャ速いというわけではないが、逃げて1勝②着2回と自分のリズムで運べた時の粘りは一味違う。

約2ヶ月ぶりの前走を叩いて中4週。重いハンデを背負わされることのない3歳馬にとっては好都合の番組で、厩舎関係者も「ここまで順調ですよ。コンビ鼻革に換えてモタれる面も改善されてきて、1週前にはウッドで自己ベストを大幅に更新と成長を感じます。行き切る競馬が合っているようだし、ここも主張していきたい」と古馬相手でも真っ向勝負の構えだ。

マンダケンタ

なるほどな、開催時期の変化や馬場傾向を味方につけられるかどうかが勝負の分かれ目となるわけだ。

そしたら俺からも面白そうな馬を2頭。関係者からの情報を踏まえた北九州記念の注目穴候補は「土曜日」に当ページで公開予定だ。


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マンダケンタ
現役記者
マンダケンタ
[重賞世話人]

気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。

立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!