
【函館記念 2025】特殊なレース傾向、その原因を把握すれば激穴候補が見えてくる!

現役記者【マンダケンタ】
オッス、マンダケンタだ。
今週から東は福島、西は小倉が開幕!これで3場ともローカル競馬場となり、本格的な夏競馬に突入する。
今回の注目レースは函館記念。夏のハンデ重賞ということで地味めな存在だが、穴党にとっては最高のレースと言えるだろう。
なんてったって、過去10年の3連単平均配当が62万円、10万馬券超えも7年で発生ととにかく荒れまくっているからな。
暴露さんも昨年【1221倍】の特大万券をブチ当てているし、俺も勝ったホウオウビスケッツ(3人気)を当欄で熱く推奨していたからね。今年も大船に乗ったつもりで、日曜が来るのを楽しみにしてもらいたいね。
それじゃ、続きはチーム北海道をまとめるGトラに進めてもらおうか。
確定枠順表 | ||||
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馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | マイネルモーント | 牡5 | 56 | 丹内 |
2 | アウスヴァール | セ7 | 55 | 古川 |
3 | ハヤテノフクノスケ | 牡4 | 56 | 横山武 |
4 | キミノナハマリア | 牝5 | 54 | 鮫島駿 |
5 | ボーンディスウェイ | 牡6 | 57 | 木幡巧 |
6 | サンストックトン | 牡6 | 55 | 浜中 |
7 | ディマイザキッド | 牡4 | 56 | 岩田康 |
8 | ヴェローチェエラ | 牡4 | 56 | 佐々木大 |
9 | アルナシーム | 牡6 | 59 | 藤岡佑 |
10 | グランディア | セ6 | 56 | 三浦 |
11 | ランスオブクイーン | 牝4 | 54 | 斎藤 |
12 | マイネルメモリー | 牡5 | 55 | 菱田 |
13 | マコトヴェリーキー | 牡5 | 57 | 北村友 |
14 | トップナイフ | 牡5 | 57 | 横山和 |

北海道Gトラックマン
毎年ドル箱となっている函館・札幌を取り仕切る“北の総帥”Gトラ・“Mr.有り金勝負”Fトラ・“聞き屋”Iトラの凄腕三羽ガラスでチーム北海道を結成。
北海道ならではの"内輪の独占情報"を武器に、オモテには出てこない裏話で穴の万券を多数お届け。現地には昔からの顔なじみも多数おり、そこからキャッチした裏ネタ・秘密の馬券話、さらには闇追い・情報操作など他開催ではお目にかかれない裏ワザも豊富。
昨年の函館記念では【1221倍】をズバッと的中。
◎グランディア4人気
△アウスヴァール14人気
△ホウオウビスケッツ3人気
- 3連複12万2110円的中
- 馬単8040円的中
腕利き助手が勝負の来道!内枠からのイン突き競馬に腹を括って特大万券ズバリ!

【Gトラックマン】
函館記念は、例年だと開催終盤に行われていたが、今年は3週目に前倒して行われる。主要の前哨戦である巴賞とも時期が入れ替わり、ココが函館(洋芝)初戦という馬も増えることになる。
今年の芝は、速い時計の決着が続いているから、現地でも「サッカーボーイ(88年1分57秒8)の更新はあるか?」なんて話題も出ている。まぁ、当時は今と違って野芝で行われていたし、雨が降らず時計が出やすい条件だったからな。
とにかく、イレギュラーな条件になればなるほど、【チーム北海道】で網羅している情報の重要性も高まる。レース当日に出させてもらう結論(買い目)は是非チェックしてもらいたい。
①小柄な馬が波乱を演出!?

Gトラックマン
意外かもしれないが、函館記念では「比較的小柄な馬」の活躍が目立っている。
●平均馬体重(過去10年)
・出走馬
482.6kg
・好走馬(①~③着)
477.2kg

Gトラックマン
ご覧の通り。これを伏兵馬(4人気以下)に絞ってみても…
●伏兵馬の馬体重(過去10年)
~479キロ 13頭
480キロ~ 7頭

Gトラックマン
配当アップを演出した伏兵20頭のうち13頭は比較的小柄(~479)だった。小柄であることが有利な材料にはなりにくい現代競馬において、かなり貢献していることが分かるだろう。
大前提として、フットワークが小さく、ピッチの利いた走りをする馬の方がコーナーリングは上手い。単純に洋芝はパワー=馬体重が重い馬が有利なんて考えは早計だ。
もちろん、すべてがこれに当てはまるというわけではないが、函館記念は、日本の主要レースとは異なるラップ形成になりやすいことが要因となっている。
●函館記念・前後半5Fのラップ平均(過去5年) |
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(前半)12秒38-10秒98-11秒80-12秒00-12秒24 (後半)12秒14-12秒24-12秒28-12秒12-12秒34 |

Gトラックマン
最後までなかなかラップが上がってこない。こういうスタミナ比べになりやすいレースというわけだ。
これは、小回りコース、力の要る洋芝による影響が大きいが、それに加えて函館競馬場は他と違ってかなり海に近いところにある。そのため、ゴール前は海風(向かい風)の影響をモロに受けやすい。
スピードの要求値が低くなる分、心肺機能の優れた小柄なタイプが能力を発揮しやすくなるという解釈でイイだろう。
昔の話になるが、函館記念で3連覇を成し遂げたエリモハリアーも出走時の馬体重は440~460キロだった。やはり洋芝ではこういうタイプがパフォーマンスを上げやすいってことだろうな。
②過去の実績馬は軽視できない!?

Gトラックマン
もうひとつ押さえておきたいのが、「過去に重賞で好走実績(掲示板)があった馬」。小柄な伏兵馬の13頭中11頭に当てはまっている。
過去の実績馬が人気を落としながら、ここで巻き返せる理由は明白。夏のローカル重賞はメンバーレベルがそこまで高くないからだ。
春の中距離G1などで活躍した実力馬たちは基本的に秋の大レースを見据えてこの時期は英気を養うため放牧に出る。早くても札幌記念以降での始動がほとんど。
そうなると……過去の実績馬が巻き返しやすい条件が出来上がるってわけだ。
目先の結果を求めてココに参戦してきた陣営の思惑、本音はしっかり押さえておきたいところだな。
事前注目馬は木曜(16時頃)に公開予定。是非、引き続き参考にしてもらいたい。
●Gトラの気になる馬は・・・

Gトラックマンの
事前注目馬
ランスオブクイーン
未勝利勝ち直後のオークスで0秒4差⑤着と力を示したランスオブクイーン。440キロ台と小柄で、立ち回りの上手さを武器にしている個性だ。
その後も厩舎サイドが「このクラスにいる馬じゃない。重賞級」と評価してきた期待馬で、オープン入りして即、重賞に参戦してきた。
前走で競り勝ったラヴァンダが府中牝馬S(③着)や阪神牝馬S(③着)と重賞で善戦しているのも陣営の自信に繋がっている。
今回は「前走も勝ったとはいえ、一番良かった去年の夏のデキには戻っていなかったからね。それで押し切ったように、やはり力はある。こっちに来てからますます順調で、追い切りの動きも目に見えて良くなっている。アラタ(斎藤新J)も好感触を掴んでくれたし、割って入るチャンスはある」と力強く、一発を狙っている。

マンダケンタ
お疲れさん!それじゃ、今年も良いトコを見せてくれよな。
そしたら俺からも面白そうな馬を2頭。関係者からの情報を踏まえた函館記念の注目穴候補は「土曜日」に当ページで公開予定だ。

気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。
立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!