【マイラーズC 2025】昨年6人気③着馬を推奨!京都開幕週、狙うべきは!?

マンダケンタ

現役記者【マンダケンタ】

オッス、マンダケンタだ。

先週の皐月賞は出入りの激しい展開だけでなく、3人(横山武J、津村J、横山和J)に制裁が科されたようにかなり荒いレースになってしまったな。

それだけに、スムーズさを欠きながらも力強く差し切ったミュージアムマイルの底力、モレイラの冷静さが際立ったと言える。

暮れの時点ではクロワデュノールをホープフルS、距離不足は承知のうえでミュージアムマイルを朝日杯FSへと使い分けたが、皐月賞で当時の評価を覆したってわけだ。オーナーは同じでも、このライバル関係は先々まで楽しめそうだな。

さて、今週から東は東京、西は京都へと舞台を移す。開幕週を盛り上げるのは今年から1週手前にズレた青葉賞、そしてお馴染みフローラSとマイラーズC。

昨年のマイラーズCでは、関係者の間で密かに盛り上がっていたニホンピロキーフ(6人気③着)を抜てきしていた。今年もとっておきの穴情報を掴んでいるから期待してくれよな!

確定枠順表

馬番馬名性齢斤量騎手
1ホウオウリアリティ牡757団 野
2ニホンピロキーフ牡557田 口
3ジュンブロッサム牡658武 豊
4ビーアストニッシド牡657西村太
5エアファンディタ牡857デムーロ
6ミスタージーティー牡457坂井瑠
7グラティアス牡757北村友
8セオ牡557岩田望
9レイベリング牡557和田竜
10ロングランセ757岩田康
Uトラ
今週の頼れるゲスト

京都Mトラックマン

壁に耳ありトレセンにMトラあり。長年京都を仕切ってきた“生粋の事情通”。もともと現場でも「アイツが狙う馬は走る」と噂になり、暴露王の大ボス=石井代表にその情報収集力と馬券センスの高さを買われ、直々にスカウトされた経歴を持つワイルドな実力者。

2024年も、印上位3頭での宝塚記念【916倍】、京都大賞典では最低人気メイショウブレゲ(単勝154倍!)に◎を打っての3連複【1567倍】と、暴露ファン&マニアを震撼させっぱなし。

今年も確定申告は必至なようで……。

24/10/6(日) 京都11R
京都大賞典(G2)

◎メイショウブレゲ11人気
△シュヴァリエローズ8人気
△ディープボンド4人気

  • 3連複156730円的中
注目
これぞ事情通【Mトラ】のワザ師ぶり!ドシンガリ人気のメイショウブレゲに孤高の◎を打って神的中!
25/2/16(日) 京都11R
京都記念(G2)

◎ヨーホーレイク5人気
△リビアングラス6人気
△マコトヴェリーキー 7人気

  • 3連複30700円的中
  • 馬単18250円的中
注目
前開催の京都重賞でも、断然一強ムードのチェルヴィニア(1.8倍)そっちのけ!本当に買える穴馬から万券獲りッ!

京都【Mトラックマン】

今年のマイラーズCは少頭数、しかも前走で馬券になっとるのはロングラン(小倉大賞典①着)、ミスタージーティー(3勝クラス③着)だけっちゅう、ちょっと異質なメンバー構成やね。

こうなると、レースプランや駆け引きといった“陣営の思惑”の比重がいつも以上に大きくなってくるわけや。そういう裏側の読み合いこそ暴露トラックマンが本領発揮する舞台やから、楽しみにしといてや!

近年は少々しょっぱい配当が続いとったけど、今年こそは久々にドデカイ馬券が狙える見立てやで。

①伏兵馬の前残りに要注意!

Mトラックマン

近年にはない“キナ臭さ”を感じるマイラーズCで狙い目となるのは「逃げ・先行馬」やろね。

過去10年(阪神施行の2回を除く)で馬券になった5番人気以下は全部で8頭おって、そのうち6頭が「4コーナー3番手以内」で運んで、そのまま馬券内に粘り込んどった。

穴=前と認識しておいて損はないはずや。

▼激走馬のポジション取り(京都での過去8回)

15年②着 サンライズメジャー(5人気)
通過順「1-1」
15年①着 レッドアリオン(8人気)
通過順「3-3」
16年③着 クラレント(11人気)
通過順「3-3」
17年③着 ヤングマンパワー(7人気)
通過順「2-2」
19年②着 グァンチャーレ(5人気)
通過順「1-1」
20年②着 ベステンダンク(7人気)
通過順「2-2」

Mトラックマン

単純な考察かもしれんけど、マイラーズCは毎年、3回京都開催の開幕週に組まれているレース。馬場状態が良好で時計も速く、先行策をとれるだけでシンプルに有利なんよ。

馬場が綺麗だと、馬にとって走りやすくて、楽にスピードを出せる。そうなると余計なスタミナを消耗せんで済むから、余力を残したまま直線勝負に持ち込めるわけやな。

もちろん、後方待機の馬たちも同じ条件やけど、そもそも前が止まらんから差し届かない。いわゆる「物理的に届かない」ってパターンやな。

②ここに参戦する理由は単純ではない

Mトラックマン

もうひとつ興味深いポイントは、「前走→今回の距離の変化」やね。

▼前走距離別成績(京都での過去8回)

距離 全成績 馬券内率
延長 2-3-0- 9/14 35.7%
同距離 2-3-7-63/75 16.0%
短縮 4-2-1-15/22 31.8%

Mトラックマン

このレースはマイル戦を主戦場にしとる馬が集まってくるから、同距離組が多くなるのは当然。でも実は、別路線組がマークしとる馬券内率の高さも見逃されへんのよ。

距離延長組の場合

さっきも触れたように、馬場が綺麗で走りやすければ、スタミナの消耗を抑えられて、もうひと押しが利くパターンがある。「ここなら1ハロン延びても辛抱できる」って発想やな。

距離短縮組の場合

この時期のG2戦という立ち位置もあって、中距離G1では足りないと判断された馬たちが新天地を求めてマイルに矛先を向けてくるケースがようある。

そういう馬たちは確かな地力を持っとるからこそ、しっかり結果を残しとるわけやな。

Mトラックマン

舞台設定を把握した上で、各馬が“なぜここを使ってきたのか?”を読み取る思考が大事やと思うで。

中には「え!?10頭しかおらんの?」と、思わず飛びついてくるようなケースもある。でも、そういう馬柱に載ってない“見えない要素”まで加味できるのが我々の強み。しっかり見極めたうえで、買い目は公開するつもりや。

気になる注目馬については木曜夜(16時頃)に公開するから絶対に見てくれよな。

●買い目に入れても良さそうなのは・・・

Mトラックマンの
事前注目馬

レイベリング

今年の行った行った候補として推したいのが関東馬レイベリング。

1200mやと忙しく、マイルになると折り合いに難しさがある個性なんやけど、前走(1/13)で初めてハナを切ったら「しっかり折り合っていた」と陣営は手応えを掴んどったんや。

ただ当時は、もともと12/21の阪神カップの予定をスライドして、調整が難しい年末年始を挟んどったように決して順調とは言えへんかったし結果はノーカンでエエ。

今回は4/9に帰厩してから意欲的に追われとって緒戦からバッチリ仕上がっとる。京都の開幕馬場でマイペースが叶えば、そのまま粘り込むシーンがあっても全然おかしない。

ちなみにこの馬、2走前に乗った津村Jやデビュー戦に乗ったギュイヨンが乗り味を絶賛していたほど騎手ウケがエエんや。心身がグッと成長してきとる今こそ狙い時ちゃうかな。

マンダケンタ

なるほどな。今年は特殊なメンバー構成だから、純粋な能力比較だけじゃ測れない有利不利を見抜く必要があるよな。

じゃあ俺からも面白そうな馬を2頭。関係者からの情報を踏まえたマイラーズCの注目穴候補は「土曜日」に当ページで公開予定だ。昨年③着ニホンピロキーフ(6人気)に負けず劣らずの穴馬を掴んでいるから見逃すなよ!

マンダケンタ

マンダケンタの
注目穴馬❶

7枠8番:セオ

評価:【単勝妙味】

現時点でリーディング2位と絶好調の上村厩舎が送り込む成長株。ここまで重賞では⑯⑬④⑥着と馬券になっていないが、自己条件ではレーベンスティールやアルナシームなど、後の重賞馬を封じ込めてきた過去。地力上位は明らかだ。

前走(六甲S)はスタートで他馬にブツけられて、アブミが外れる痛恨の不利。これね、落鉄なんかとはワケが違う。

実際に馬に乗らないとピンとこないかもだが、アブミってのは分かりやすくいえば、自転車のペダルみたいなもん。しかも相手は時速60kmで走る巨大な生き物。ジョッキーが制御不能になっちゃうのよ。

それでも勝ち馬から0秒1差の④着だった意味、もう分かるよな?

陣営も「若い頃はゲートの音にも驚くほどの弱々メンタルだったのに、あんなアクシデントにもめげずに健闘してくれた。心身ともに充実期に入っている証拠」と感慨深そうでね。個人的にも色々と知っているんだが、このあたりはアルマヴェローチェを手掛ける厩舎きっての腕利きが、付きっ切りで面倒をみてたのもデカい。

当然、巻き返しを図る今回は「東京新聞杯や京都金杯の時よりデキは断然上」と現場のトーンも激アツ。「とにかく暑さに弱い馬。幸いメンバー的にも頭数的にも思いどおりの競馬ができそうだし、本格的に蒸し暑くなる前のココが最後のチャンスだと思って仕上げた」と熱を込めて語られたわ。長年の記者経験から言って、これは素直に乗っておく手だ。

7枠8番:セオ
マンダケンタ

マンダケンタの
注目穴馬❷

8枠9番:レイベリング

評価:【爆穴】

この一年はピンパーの成績が続くが、2歳時はGⅠ③着の過去。単勝1倍台で連勝していた頃の勢いを思い出しても、このまま尻すぼみの成績で終わるわけにはいかない。Mトラが上で語るように、陣営も折り合い面の改善には抜かりないようで――。

そこらの競馬ファンはおろか、一般マスコミ連中もこぞって『マイルは長すぎる』と決めつけのオンパレード。上っ面の数字で“予想”するだけならそうかもな。

でもな、レースをちゃんと本当に見たのか?

超一線級の相手が揃ったマイルCSはともかく、昨年のダービー卿CT(⑧着)は出遅れが仇になっただけだし、前走のラスト逆噴射(⑦着)だって、無理にハナを取りに行って息の入らないハイペースで逃げたのが響いたぶん。要するにフツーの競馬をしていないんだよ。

もちろん陣営も、マイルで一発カマしてやりたいって思いが相当強くてね。

万全を期すべく、単走追いでお茶を濁した前走時とは一転、今回は中間の稽古から意欲的な併せ馬。鹿戸先生(鹿戸雄師)も「あえて後ろから運んで我慢させる訓練を積ませた。おかげで折り合いもバッチリだよ」と、狙い通りの攻めができたことに満足気だったわ。

大外といっても少頭数だし、外々を回らされる心配もない。何としてでも前で競馬を!ってタイプも多くないし、落ち着いたペースで脚を溜めるには打ってつけのメンバー構成。ファイター和田さんの猛アクションで、坂の下りからスピードに乗せて押し切りを図る光景が今から目に浮かぶね。

8枠9番:レイベリング
マンダケンタ
現役記者
マンダケンタ
[重賞世話人]

気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。

立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!