
【弥生賞 2025】クラシックに向けて伝統のトライアル重賞! 絶好調の競馬記者が徹底攻略!

現役記者【マンダケンタ】
オッス、マンダケンタだ。
いやぁ、春の訪れを感じたと思ったら、連日の厳寒。東京都心でも今季初の積雪だって。子どもたちが無邪気にはしゃぎ回る姿は微笑ましいものの、大人になると「もう勘弁してくれ」と思ってしまうのが正直なところだよな。
ちなみに、トレセンでも積雪予報があり、馬場閉鎖の可能性もあった。ただ、大きな影響を受けることなく、予定通り追い切りをこなすことができたところが大半。週末に向けては、そこまで慎重になる必要はなさそうだ。
まぁ何が言いたいかって、こうした細かな情報やコンディションの違いを見極め、最適な結論を導き出すのが俺たち暴露トラックマンの仕事。だからこそ、オイシイ穴馬を見つけ出せるってわけ。
実際、2月も4週連続で激走馬を推奨できたように、好ムード。このまま行けば、ドジャースからお声が掛かっても驚けないだろ? シーズン開幕に向けて、肩だけは作っておくつもりだぞ!
確定枠順表 | ||||
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馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | レディネス | 牡3 | 57 | 横山典 |
2 | ナグルファル | 牡3 | 57 | 川 田 |
3 | ヴィンセンシオ | 牡3 | 57 | ルメール |
4 | ベストシーン | 牡3 | 57 | 田 辺 |
5 | ブラックジェダイト | 牡3 | 57 | 佐々木大 |
6 | ジュタ | 牡3 | 57 | 坂井瑠 |
7 | アロヒアリイ | 牡3 | 57 | 横山和 |
8 | ファウストラーゼン | 牡3 | 57 | 杉 原 |
9 | アスクシュタイン | 牡3 | 57 | 横山武 |
10 | ロードガレリア | 牡3 | 57 | 戸 崎 |
11 | ミュージアムマイル | 牡3 | 57 | 幸 |
12 | クラウディアイ | 牡3 | 57 | 鮫島駿 |
13 | ガンバルマン | 牡3 | 57 | 原 |
14 | マイネルゼウス | 牡3 | 57 | 津 村 |

Xトラックマン
とある地方競馬場の近くで育ち「物心ついた頃には学校よりも競馬場にいる時間の方が多かった」という根っからの競馬バカ。
某専門紙のトラックマンになった後は、あまりの悪待遇に辟易。数年耐えたものの、いつしか「新聞にまともな印を打つのがすっかりバカバカしくなった」となり、仕事は「自分の馬券のため」と割り切りの馬券猛者へと変貌。今に至る。
とにかく、情報網は全国区に及び、その幅広さは『チーム暴露』随一。
『Oトラの一撃』
◎エイシンフェンサー11人気
○バースクライ1人気
▲ミッキーハーモニー6人気
- 3連単22万0840円的中
- 3連複2万6530円的中
- 馬単2万2210円的中
今年も中山がアツい!波乱の一戦を◎激穴馬(11人気・単勝41.2倍)から○▲で仕留めて、鬼万券ゲット!
~なぜ、ここまで外厩が飛躍するのか~
競馬を語る上で、その重要性が年々増しているのが「外厩」の存在だ。
外厩とは簡単に言えば、トレセン外の育成施設のこと。ライトファンには馴染みが薄いかも知れないが、ノーザンファーム天栄、しがらきやチャンピオンズヒルズといった大外厩の台頭によって、その影響力が非常に大きくなっている。
かつては「休み明けはマイナス」と単純に考えられていたが、今じゃ大舞台では休み明けのほうが走るなんて印象すらある。
実際、2025年を振り返っても「休み明けの外厩調整馬が席巻してる」と言っても過言ではない。今年行われた3歳重賞(6レース)のうち、半数以上(4勝)の勝ち馬が「休み明け(中9週以上)の大外厩調整馬」によるものだった。
レース名 | 馬名 | 外厩 |
---|---|---|
フェアリーS | エリカエクスプレス | チャンピオンズヒルズ |
きさらぎ賞 | サトノシャイニング | チャンピオンズヒルズ |
クイーンC | エンブロイダリー | NF天栄 |
シンザン記念 | リラエンブレム | NFしがらき |
この結果からも、競馬の考え方が時代とともに変化していることが分かるよな。
とくに、勝利数を重視する人気厩舎では、限られた馬房をいかに効率よく回すかが重要になる。そのため、休み明けから走れることが大事で、外厩での調整が結果を大きく左右するのだ。
~大外厩と中小外厩の違いとは~
ただ、この結果に対して「大外厩と中小外厩では何が違う」という問いが生まれるのは自然である。
世間では大外厩のほうが「施設が充実してる」「技術が卓越した人が多い」といった理由が挙げられることが一般的だが、果たしてそれだけが決定的な要因なのか?と俺は思う。
実際に、これまで外厩に何度も足を運び、たくさんの知見を得てきた俺の考えでは、「1頭に割ける時間が違い過ぎる」ってことも影響しているんじゃないかと声を大にして言いたい。
基本的に中小外厩では、預託コストを抑えて、馬を多く入れるビジネスが主流。そのため、騎乗スタッフは1日10鞍以上を担当するなんてこともザラにある。
そうなれば、1頭に騎乗できる時間なんてせいぜい1日20、30分程度で、以下のような調教メニューになることが多いんだ。
中小外厩の調教メニュー(一例)
①前運動(ウォーキングマシン)
②乗り運動(コースまたは坂路)
③後運動(ウォーキングマシン)
一方で、大外厩はどうだ。潤沢な資金をもとに、人材への投資も積極的。その結果、1頭に割ける時間が大幅に確保(1時間程度)され、同じ調教とは言っても、トレーニングの質は雲泥の差になる。
大外厩の調教メニュー(一例)
①前運動(ウォーキングマシン)
②乗り運動(フラットワーク)
③乗り運動(コースまたは坂路)
④乗り運動(クールダウン)
このように、大外厩ではトレーニング量と騎乗時間を確保することができ、トレセンと遜色のない調整が可能となる。
こうした事実を踏まえれば、ただデータを眺めているだけでは見えてこない競馬の「本質」にも気づくことができる。つまり、一般ファンやSNS予想家とはまた違った視点から、より深く競馬を理解することができるってことだな。
ついつい熱が入って話が長くなってしまったが、弥生賞の気になる馬については木曜夕(16時頃)に軽く触れさせてもらおっか。
Xトラの気になる馬は…

Xトラックマンの
気になる馬
ヴィンセンシオ
2戦2勝の実績を持つヴィンセンシオ。外厩先は今トレンドのノーザンファーム天栄。新馬戦からテンションの高かった馬で、外厩調整を挟みつつ、間隔を空けながらのローテが合う印象だ。
前走=葉牡丹賞(芝2000m)後には、マーカンドが「2400mなら楽に勝てた」と話してたことからも、陣営の思惑はここで"皐月賞の権利を獲ること"以上に、さらに"その先"を見据えている可能性が高い。
つまり、最大目標は日本ダービー。そう考えれば、シャフリヤールやシックスペンスのように、皐月賞の前哨戦で賞金加算をして、ダービー直行が青写真。ここは単なる叩き台としてヌルい状態で挑むことは考えづらく、勝負仕上げでダービー出走を確実なものにしたいはずだ。

マンダケンタ
さすが「カリスマ」と称されるだけのXトラ。育成現場や関係者の機微まで捉えて、競馬を考えてるあたりまさしくプロそのものだな。
さぁコッチも見逃すなよ。関係者からの情報を踏まえたオレの弥生賞の注目穴候補は「土曜日」に当ページで無料公開予定だ!春G1開幕までブッ飛ばして行くからな!

気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。
立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!