
【東京新聞杯 2025】先週は推奨馬がダブル好走!東京の長い直線勝負でも○○馬が台頭しやすい理由とは・・・

現役記者【マンダケンタ】
オッス、マンダケンタだ。
まずは、おめでとさん! 年末年始でも推奨穴が5週連続Vだったが、ここまでホントに調子がいいぞ。先週の根岸Sでもブレずに普段通り情報をお伝えしただけだが、結果はダブル好走だ(ロードフォンス:3人気→②着、アルファマム:7人気→③着)。
一部の馬券ファンの間では「凍結防止剤で時計が掛かる」「スピードが出ずタフな前残りに」と言った声もあったが・・・結果は1分22秒6。前半も鬼のようなハイペースで差し・追い込み決着だったからな。
いつも言ってることだが、世間の与太話に流されず、正しいジャッジができてこそ。俺も伊達に現役記者を名乗ってるわけじゃない。このくらいできて当然だし、現場に出入りしているからこそ得られる強みを、少しでも感じてもらえたなら、素直に嬉しいよ。
今週の東京新聞杯といえば、昨年もココで取り上げたウインカーネリアン(4人気→②着)が馬券に直結。今回は、それ以上の激走を期待してもらって構わんよ。
確定枠順表 | ||||
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馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | サクラトゥジュール | セ8 | 58 | キング |
2 | メイショウチタン | 牡8 | 57 | 吉田豊 |
3 | シャンパンカラー | 牡5 | 59 | 内田博 |
4 | ボンドガール | 牝4 | 55 | 武 豊 |
5 | コラソンビート | 牝4 | 55 | 津 村 |
6 | オールナット | 牡4 | 57 | 北村友 |
7 | ブレイディヴェーグ | 牝5 | 56 | ルメール |
8 | ジュンブロッサム | 牡6 | 59 | 戸 崎 |
9 | ラーグルフ | 牡6 | 57 | 三 浦 |
10 | ゾンニッヒ | 牡7 | 57 | 浜 中 |
11 | ジオグリフ | 牡6 | 59 | 横山武 |
12 | ウォーターリヒト | 牡4 | 57 | 菅原明 |
13 | ゴートゥファースト | 牡5 | 57 | 池 添 |
14 | マテンロウスカイ | セ6 | 59 | 横山典 |
15 | オフトレイル | 牡4 | 58 | 田 辺 |
16 | セオ | 牡5 | 57 | 横山和 |

東京Uトラックマン
美浦きっての頭脳派。今年も2月の【2430倍】に始まり、春開催でもヴィクトリアM週に【1091倍】をお届け。
「レースビデオも取材ノートも自分の頭の中。やっぱり競馬は記憶の勝負」と豪語する“精密機械”。黒字収支はお約束で、馬券で勝っている勝ち組暴露マニアの間でも「丸乗りするだけで儲かる」「狙ったように注目馬が激走する」と信者多数。
『東京新聞杯(G3)』
◎サクラトゥジュール7人気
○ウインカーネリアン4人気
- 馬単3万6140円的中
前走は参考外と断言! 鞍上2戦目、距離短縮での一変を見切って361倍的中!
①直線長い=差し馬有利と思われがちだが・・・

東京・Uトラックマン
今週の東京新聞杯、データ的にこれは押さえておきたい。
東京の長い直線って決め手が重要だと思われがちでしょ? ただ、このレースに関しては、ある程度の位置で競馬を進められないと勝負になりにくいんだ。
▼初角位置別成績(過去10年) |
||||
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初角位置 | 1/2頭以内(中団より前) | 1/2頭以下(中団より後ろ) | ||
全成績 | 9-5-6-64/84 | 1-5-4-56/66 | ||
馬券内率 | 23.8% | 15.2% |

東京・Uトラックマン
ほらな、中団より前目につけた馬が9勝と前有利の傾向が出ている。また、上がり3Fにおいても、過去10年で馬券に絡んだ30頭のうち、実に18頭は4位以下の馬だったからね。
つまり、意外と「メンバー上位の決め脚を使わなくても残れる」ってことだが、これには理由があってね。このレースって他の東京マイル重賞と比較して後傾戦になりやすいのが特徴だよね。
▼前後半3ハロンのラップ比較(過去10年) |
||||
---|---|---|---|---|
東京マイル | 前半3F | 後半3F | ラップ差 | |
古馬重賞 | 34秒4 | 34秒2 | (-0秒2) | |
東京新聞杯 | 35秒2 | 34秒3 | (-0秒9) |

東京・Uトラックマン
こうなると、直線だけの競馬で差を詰めるのは難しくなる。加えて、開幕2週目の馬場ということもあり、内外の馬場差が少ないため、外から差す馬は末脚を生かし切れないことが多いんだ。
そのため、ある程度ポジションを取れる馬が展開利を得やすく好走するケースが多くなるんだろうね。
②中距離適性のある馬が好走しやすい

東京・Uトラックマン
あとは、これかな。東京新聞杯はスプリント寄りの適性がある馬よりも中距離志向の強い馬が走りやすいレースなんだ。
▼重賞好走実績馬の成績(過去10年) |
||||
---|---|---|---|---|
実績 | 中距離(千八~二千) | 短距離(千二~千四) | ||
全成績 | 3- 4- 4-43/54 | 1- 0- 1-13/15 | ||
馬券内率 | 20.4% | 13.3% |

東京・Uトラックマン
この理由としては、上でも話した通り、東京新聞杯ってマイル戦の割に前半が落ち着きやすく、後半のラップが速くなりやすい。そのため、道中で脚を溜め、後半で脚を使える資質が問われるんだ。
そして、今年の出走馬は軒並み後方待機勢で、過去の傾向通り、スローペースの競馬が濃厚。となれば、中距離適性のある馬のほうが対応しやすい展開になる可能性は大だろうね。
じゃあ、これらを踏まえて、東京新聞杯の事前注目馬は木曜夕(16時頃)に公開しようか。
●過去の傾向に合致しそうなのは…

Uトラックマンの
事前注目馬
オールナット
オールナットは東京新聞杯の傾向に合致しそうな1頭だな。
常に好位で競馬をできる先行力がある。尚且つ、ニニや二六といった中長距離での好走実績もあり、道中でしっかり脚を溜め、後半の瞬発力勝負に対応できる下地がある。こういうタイプは、東京千六の後傾戦への適性も高いといえるだろう。
加えて、この中間は熱量のある仕上げを見せている。これまで1度しか記録してない坂路4F53秒台を、今回の調教だけで2度マーク。陣営の本気度は窺えるし、ここに照準を合わせた万全の仕上げで挑んできたと見てイイんじゃないかな。

マンダケンタ
なるほどな。確かに高野さん(調教師)も前走の時点で「このメンバー相手に勝てるようなら、大きいところを狙えるかもしれない」と話してたみたいだからな。いきなりココで走っても不思議ではないポテンシャルは持っていそうだ。じゃあ俺からもUトラの1頭に続いて、勝負に値する面白そうなのを1頭。

【マンダケンタ】
Uトラのオールナットと合わせて馬券の参考にしてみてくれ!

美浦きっての頭脳派で、ヴィクトリアM週にも1091倍をお届けしたばかり。「レースビデオも取材ノートも自分の頭の中。やっぱり競馬は記憶の勝負」と豪語する“精密機械”。黒字収支はお約束で、馬券で勝っている勝ち組暴露マニアの間でも「丸乗りするだけで儲かる」「狙ったように注目馬が激走する」と信者多数。