【ホープフルＳ 2024】３週連続で穴馬が激走！年末覚醒の現役記者が難解の２歳戦を徹底攻略！

今週はホープフルＳだな。17年にＧ１へ格上げされて以降、より明確にクラシック向きの素質馬は朝日杯ＦＳ(マイルＧ１)ではなく、こちらを目指すようになった。今年も将来有望なクラシック候補が揃い、Ｇ１にふさわしい見応えのあるレースになりそうだ。

で、馬券的には「年末で最後のＧ１だから是が非でも当てたい！」なんて思う方も多いかも知れないが、よく聞いて欲しい。ホープフルＳは、このポイントだけ押さえておけば馬券攻略にグッと近づくぞ。

ホープフルＳは２歳戦ということで重要になるのが『完成度』だ。そこで、まず「生まれ月」については注目すべきだろう。

この傾向については、２歳マイルＧ１・朝日杯ＦＳでもＴトラが話題にしてただろ。とにかく、２歳秋は馬の成長期にあたるため、古馬とのレースとは異なり、生まれ月によって完成度に差が出やすい。

そのため、２歳戦～３歳クラシック全般でいえることだが、仕上がりの早さが時として能力を凌駕することがあるってことだろうな。

そして、完成度という観点では、注目すべきポイントがもう一つ。『早期デビュー組』であるかということは見ておく必要がある。

デビュー時期が早い馬は、とにかく仕上がりの早さに期待できる。とくに社台系などの大牧場においては、他の馬との兼ね合いもあるため、調教の進捗具合に基づいてデビュー時期が決まる傾向が強い。

６月や７月でデビューする馬は、少なくとも育成牧場(後期育成)の段階で、他の素質馬と比較して調教で優れた動きを見せてた可能性が高い。これが仕上がりの早さの裏付けとなるってこと。

また、期待馬は早めに一つ勝たせて、クラシックまでのローテにゆとりを持たせるのが最近のトレンド。そのため、このパターンの馬は、陣営に潜在能力を買われてる馬が多いと言えるだろうな。

さらに、その中でも「馬格がある馬」は信用しやすいぞ。

ホープフルＳは年末に行われる一戦。加えて、中山2000ｍという舞台は、直線の急坂を２回上るレイアウトというのも相まって、一定のパワーが求められる。

直近の激走馬を見ても、ドゥラエレーデ(14人気)やサンライズジパング(13人気)は、その後ダートの一線級で活躍。トップナイフ(７人気)にしても、洋芝・稍重の札幌記念で激走してるからな。

こうした実績からも分かる通り、馬体重がある馬は、筋肉量が多く、パワータイプである可能性が高い。そのため、この条件を攻略できる馬が多いと考えてイイだろうな。

この辺を踏まえて、俺のホープフルＳの事前注目馬については、木曜夕(16時頃)に公開させてもらうわ。