【有馬記念 2024】G1馬10頭が競演の超豪華決戦を一昨年6人気②着ズバリの現役記者が徹底攻略!

マンダケンタ

現役記者【マンダケンタ】

オッス、マンダケンタだ。

今年もいよいよ年末の大一番がやってきたな。毎年豪華メンバーが揃う一戦だが、今年はなんとG1馬が10頭も参戦するという、まさに年末の風物詩にふさわしい顔ぶれだな。

ただ、凄いのはメンツだけじゃない。とくに今年注目すべきはファン投票が史上最多得票数となったことだろうな。ドウデュースの注目度の高さに加え、ウマ娘などの影響もあり、オグリキャップ時代に勝るとも劣らない競馬ブームがいま巻き起こっている。おかげで、競馬シロートがお祭り気分でバンバン馬券を買ってくれそうだから、俺たちみたいに裏をかいて仕留めにいく人間にとっては絶好のチャンスとなりそうなのよ。

そうそう。有馬記念といえば、一昨年俺がここで取り上げたボルドグフーシュ(6人気②着)がしっかり結果を出したからな。俺にとっても得意な舞台だし、今年は波乱を狙う暴露さん向きのレースにもなりそうってわけだ。

確定枠順表

馬番馬名性齢斤量騎手
1ダノンデサイル牡356横山典
2ドウデュース牡558武 豊
3アーバンシック牡356ルメール
4ブローザホーン牡558菅原明
5ベラジオオペラ牡458横山和
6ローシャムパーク牡558マーカンド
7スターズオンアース牝556川 田
8レガレイラ牝354戸 崎
9ディープボンド牡758 幸 
10プログノーシス牡658三 浦
11ジャスティンパレス牡558坂井瑠
12シュトルーヴェセ558鮫島駿
13スタニングローズ牝556ムーア
14ダノンベルーガ牡558松 山
15ハヤヤッコ牡858吉田豊
16シャフリヤール牡658Cデムーロ
Oトラ
今週の頼れるゲスト

中山トラックマン

荒れ狂う中山で巨大万券を獲りたければ、この男のネタにはゼッタイ耳を傾けるべし。

中央場所(東京・中山・京都・阪神)の中でもクセが強く、世間が苦手意識を持つ中山。そんな鬼の住処を知り尽くし、「爆穴スペシャリスト」と尊敬されるカリスマが【Oトラックマン】だ。

とりわけ23年暮れのOトラ監修大勝負では、なんと11人気◎の完勝を予告し【1109倍】の超特大ホームラン!文字通りの中央競馬ファイナルレースだったため、人生最高の大晦日と正月を迎えた暴露マニアが続出したとか・・・。

24/12/15(日) 中山 12R

◎トゥルーサクセサー6人気
〇レッドアトレーヴ2人気
▲レッドロスタム3人気

  • 3連単13220円的中
  • 3連複4000円的中
注目
先週も◎トゥルーサクセサー(6人気)のマイル替わりでの一変を見抜いて◎○▲決着で万券的中!
①3歳馬の中でも○○で実績のある馬に注目

中山・Oトラックマン

さっそく、有馬記念の分析だな。このレースで注目すべきポイントは2つ。まずひとつは「3歳馬」が好走しやすいということだな。

▼年齢別成績(過去10年)

年齢 3歳 古馬(4歳以上)
全成績 4-3-2- 17/ 26 6-7-8-113/134
馬券内率 34.6% 15.7%
複勝回収率 91% 40%

中山・Oトラックマン

見ての通り、これだけ3歳馬が堅実に走る理由は明白。この時期の中長距離戦は古馬との斤量差を生かしやすいからだ。

3歳の終盤ともなれば、古馬に匹敵する完成度を持つ馬も少なくない。ところが、ニニ以上の距離では、3歳12月にもかかわらず斤量面で2キロのアドバンテージを得られるため、これが大きな武器となるってことなんだ。

そして、3歳馬の中でも有馬記念でとくに力を発揮しやすいのは、クラシック三冠のうち「皐月賞」または「菊花賞」で好成績を収めた馬だ。

▼皐月賞or菊花賞好走実績馬(過去10年)

全成績 3-3-2-7/15
馬券内率 53.3%
複勝回収率 141%

中山・Oトラックマン

これらの馬は一定の適性が保証されているということ。皐月賞は距離は違えど、有馬記念と同じ中山開催で機動力(小回り適性)が問われる。そして、菊花賞は三千という長距離戦のため、タフな中山二五同様のスタミナ力が求められるからな。

一方で、「日本ダービー」の結果は直結しにくい(3-0-0-6/9、複勝回収率38%)。日本ダービーは中山とは違い、大回り東京の一戦。しかも、スローペースになりやすく、スタミナより瞬発力が求められやすい。そのため、有馬記念とレースの質が異なり、結果が直結しにくいという点は頭に入れておきたいところだな。

②秋の東京G1惜敗組を狙え

中山・Oトラックマン

もうひとつは「前走秋の東京G1(天皇賞・秋orジャパンC)でちょい負け(0秒9以内)した馬」の巻き返しが多いということ。とくに、過去に中長距離G1(ニニ以上)の持久力勝負で好走実績のあった馬は狙い目だぞ。

▼上がり3F34秒0以上で好走実績のあった馬(過去10年)

全成績 3-2-3-11/19
馬券内率 42.1%
複勝回収率 94%

●主な激走馬

23年②着スターズオンアース(7人気)
23年ジャパンカップ③着(上がり34秒0)
18年③着シュヴァルグラン(9人気)
17年有馬記念③着(上がり34秒8)など
15年②着サウンズオブアース(5人気)
14年菊花賞②着(上がり34秒4)

中山・Oトラックマン

これはシンプルに有馬記念と秋の東京G1の「好走馬の上がり3F平均」を比較してもらったら理解しやすい。

▼好走馬の上がり3F平均(過去10年・良馬場のみ)

レース 有馬記念 秋の東京G1
上がり3F 35秒2 33秒9

中山・Oトラックマン

この数字からも分かるように、どちらかというと瞬発力勝負では分が悪い馬が天皇賞・秋やジャパンCで着順を落として評価を下げて、有馬記念で巻き返すケースが多いということだろうな。

この辺を踏まえて、俺の有馬記念の事前注目馬については、木曜夕(16時頃)に公開しようか。

買い目に入れても良さそうなのは…

Oトラックマンの
事前注目馬

⑤ベラジオオペラ

前走=天皇賞・秋⑥着ということで、評価を落としそうな状況なら、ベラジオオペラは妙味がありそうだ。

前走については、少なくとも参考外。関西の関係者によると、戦前から「3歳時にも菊花賞を回避したように、今年も夏負けが尾を引いて十分に仕上げられなかった」との話。それでもドウデュースと0秒4差なら、悲観する内容ではなかったと思うんだ。

そして、今回は11月のジャパンCを回避してじっくり調整した結果、陣営のトーンも様変わり。「寒くなるにつれて状態も上がってきた。春のG1と同じような雰囲気で出走できそう」と期待の口ぶりだからな。これなら本来の力を発揮できるはず。

あとはロードカナロア産駒ということで、中山ニ五への適性を不安視する声もあるが、実際のところ未知数。ただ、今年の中山開催はほとんど雨がなく、開催が進んでも前が止まりにくい馬場。さらに、逃げ馬不在で極端なタフ勝負になりにくい状況。

この辺を踏まえると、仮に長距離適性が十分でなくても、粘り切れる展開になる可能性が高いというのが俺の見立て。それなら、押さえておく必要はあると思うんだ。

マンダケンタ

ふむふむ。それに鞍上のカズオ(横山和J)は昨年タイトルホルダーで逃げて穴を開けてるからな。良いイメージを持った中で乗ってくれるんじゃないのか。

じゃあ俺からも面白そうな馬を2頭。関係者からの情報を踏まえたオレの有馬記念の注目穴候補は「土曜日」に当ページで公開予定。コッチも見逃すなよ!


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マンダケンタ
現役記者
マンダケンタ
[重賞世話人]

気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。

立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!