提携トラックマンの裏ネタ

―隠れポイントもGET!―
レガレイラに黄色信号!?
有馬記念カラ登録騒動の余波


重賞世話人
【マンダケンタ】

いよいよ今週は師走のグランプリ有馬記念だ。

昨年の覇者でルメールに乗り替わるレガレイラ、宝塚記念の覇者メイショウタバル、主戦のケイタ(戸崎J)がレガレイラを捨ててまで手綱にこだわったダノンデサイルなど楽しみなメンバーが揃ったが、せっかくのグランプリに水を差す残念な事態が起こった。

当初、ファン投票で優先出走が可能と見られていたライラック。ところがヘデントールが急遽ブチ込んできたことで除外対象に。優先出走の対象となるファン投票10頭から弾き出されちまった

ファン投票で出走馬が選ばれる有馬記念は規定が特殊だ。「特別登録の段階でファン投票10位以内」に入った10頭が最優先で、そこから賞金順の出走順位が決まる。

問題は出馬投票ではなく、「特別登録の段階でファン投票10位以内」って規定だ。ここに目をつけた木村厩舎サイドは、年内休養って話だったヘデントールを特別登録。その結果、ライラックは11番目に押し出され出走順位が賞金順で21番目まで下がっちまった。

この件の何が問題って、ヘデントールが有馬記念に特別登録したことで、同じ木村厩舎のノーザンF天栄調整馬スティンガーグラスの出走順位が繰り上がったこと。

しかもヘデントールは馬主のキャロットF公式で「特別登録をしましたが、基本的には来年からの始動を視野に入れています」とキッパリ。現在も天栄で調整中だから始末が悪いし、スティンガーグラスを有馬に出したいためルールの穴を突いたと勘繰られても仕方ないよな。

暴露ファンもご存じのとおり今回のライラックは、調教師試験に合格したユウスケ(藤岡祐J)の有馬記念でラスト騎乗の予定だった。このコンビは前走、エリザベス女王杯の【極穴重賞レポート】で推奨(9人気・単勝32.7倍⇒③着激走)しているし、使えないのが本当に残念だよ。

話がこれで終わらない。暴走した一部のファンがスティンガーグラスの馬主であるエムズレーシングの本業(ラウンドワン)にまで抗議を入れる騒動に発展。

あまりの事態に面食らった馬主サイドが先週水曜に公式X(旧Twitter)を立ち上げて、スティンガーグラスの有馬回避と、今回の件は管理する木村師の独断という趣旨の声明を発表。ヘデントールの馬主であるキャロットFも追随したことで、責任者として木村師が矢面に立たされることになっちまった。

ところが注目を集めたレガレイラの公式会見では、今回の騒動に関して質問を一切受け付けない趣旨を各社に通告。一部の気骨ある記者が話題を振っても司会者に止められて結局は平常運転で終わっちまったし、奇しくも先日の裏ネタで流行語大賞の記事で話題にしたオールドメディアの伏線回収になっちまった。



良くも悪くも既存のメディアの“限界”を証明することになっちまったけど、木村師としても馬主とその背後にいるノーザンFの双方がイモを引いた以上、競馬村の悪しき風習に守ってもらうしか術が無かったのも事実だ。

しかもよりによって有馬記念週にスティンガーグラスと、期待の2歳馬モンローウォークの転厩が正式発表。完全なヒールに仕立てられちまったし、厩舎の雰囲気は最悪なんてモンじゃない。これは間違いなくレガレイラの走りにも少なからず影響を及ぼす

サラブレッドは敏感な生き物だ。厩舎のピリピリしたムードに感づかないはずがないし、孤立無援の調教師に、転厩騒動で揺れるスタッフ。この最悪の空気が本命候補の走りを狂わせねぇと誰が言い切れる?

JRAとしても師走のグランプリに、こんなドロドロした騒動は勘弁だろう。馬主と生産者からハシゴを外され、有力馬まで引き抜かれた厩舎のメンタルは崩壊寸前。こんな状況で有馬記念を勝たせてくれるほど、競馬の神様は甘くないんじゃないか

マンダケンタ
現役記者
マンダケンタ
[重賞世話人]

気づけば、競馬記者としてデビューして早ウン十年。暴露王が提携している凄腕トラックマン連中(現役記者)の中でも、俺以上に足で情報を聞き込んでいるヤツはいないと自負している。

立場上本名を明かすわけにはいかないので万券にちなんで"万田券太"ってことでよろしく。まぁ普段の現場でも「ケン」「ケンさん」「ケンちゃん」ってな感じで呼ばれてることだし、案外悪くない名前だろ?それじゃ、今週もとっておきの穴情報で重賞万券~!

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