提携トラックマンの裏ネタ

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議論待ったなし!
女性ジョッキーの●●が多発!?


阪神の猛虎
【Cトラックマン】
河原田菜々J、乗り替わりの真相

今週、競馬学校の入学式があったな。今年も女性騎手が二人入学。近年では毎年のように女性ジョッキーも誕生して、マスコミの注目度も以前ほど大きくはない。

ただ、かつては女性騎手の存在自体が珍しく、メディアも大きく取り上げとったもんや。

ナナコ(藤田菜J)がデビューした時なんかは、マスコミが物珍しさに追いかけ回してたんが懐かしいわ。ただ、そんなもんやから本人は競馬サークルでは「マスコミ嫌い」を公言しとったんは、有名な話やで(笑)。

時を経て女性騎手が当たり前になった今、改めて考えさせられる出来事があった。それが、先週の河原田菜々チャンの件や。

土曜阪神2Rでカズノマリア(51kg)に騎乗予定やったんやけど、よもやの乗り替わり。当初は「負傷のため」と発表されとったけど、その後に「体重超過」による制裁を受けとるということ。

年齢としては俺のほうが先輩だから、厳しいことを言うぞ、菜々。

お前は前科持ち・・・プロ意識が足りてへんのちゃうか。

と言いたいところやけど、これはそんな言葉で片付けられる話やないのかもしれん。

女性騎手の減量制度はメリットだけではない

この問題には斤量のルールが関係しとる可能性がある。

19年3月に『女性騎手の騎乗拡大を目的とした減量制度』が導入され、最大で4kg減の恩恵を受けられるっちゅう話やけど、これがええことばかりとも言えん。斤量面でのメリットがある一方で、常に軽い体重を維持しなければならないという負担はかなり大きい。

今回のケースやと斤量が51kg。ただ、これは単に「体重が51kgでOK」って話やない。検量のときに『勝負服や鞍、ブーツ、重さ調整用の鉛など』を含めたものが斤量という扱いになるんや。せやから、騎手自身はさらに1~2kg軽い体重を維持せなあかんわけや。

女性の体質もあって、どうしても男性より絞るのが難しいっていう現実もあるし、スポット的に体重を落とすのと常に軽い体重を維持しなければならないのでは大きく違う。このルールが意外と厄介になっているんかも知れんな。

思えば、先日引退した大江原比呂チャン。彼女もまわりには「体重調整が難しい」と本音を漏らしてたらしいし、何度も体重超過による処分を受けとった。

結局、本人の気持ちも切れてもうて、夜遊びに走ってしまった挙句、最終的には競馬界を離れ、関東で体操の先生に転身することを選んだ格好だ。

菜々チャンはまだ「乗りたい」と前向きだから良いけど、女性騎手が増える中で、体重管理の難しさという課題は今後も続く問題だろうからな。斤量については、今後も議論や動きがあるんちゃうかな。

Cトラックマン
阪神担当
Cトラックマン
[阪神の猛虎]

仁川からえげつない的中を多数提供し、近年は「猛虎」「鬼」と呼ばれるだけの大物に進化。陣営の深いところまで入り込み、関係者や厩舎番との“交渉”も朝飯前。掴まっていれば勝てる馬にあえて●流ジョッキーをあてがった豪腕はもはや伝説。

最近は誰でも一度は目にしたことのある大手ニュースのコラム執筆で大活躍。馬券をハメるために知謀をフルに活かしており、当たり前のように圧倒的プラス収支を計上。一度火が付けば止まらない猛打スタイルは、丸乗りして爆勝ちする熱狂的信者を生み出している。

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