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川田将雅でも得手不得手がある!?
関西新人騎手3名の雑感

阪神の猛虎
【Cトラックマン】
関西新人騎手3名~どんな馬、条件がハマるのか~
新人騎手もデビューして2週間が経ったな。
今年の新人騎手は東西合わせて7人(美浦4人、栗東3人)。
競馬学校の模擬レース結果から「関東組(舟山J、遠藤J)が期待できそう」と話題になっとる。確かに乗り方は上手いわ。
せやけど、そんな単純に「上手いからそのジョッキーを買えば儲かる」っちゅうもんでもない。
大事なのは、データが簡単に見れる時代に「一般ファンがどう結論を導き出しているのか」を考えること。
それを踏まえると、それぞれの騎手の特徴を掴んで"どんな馬・条件ならハマる乗り方なのか、逆に合わなそうか"。簡単にデータで見えない部分まで深く考えなアカンで。
競馬って一流ジョッキーでも得手・不得手があるんや。例えば、ユウガ(川田J)なんかは良い例やな。
データを見れば「中距離までは得意、長距離は苦手」って一括るに結論づけるんやないかな。せやけど、そう考えて終わってる奴はそこ止まりやねん。その先まで深く考えたことはあるかぁ?
ユウガの特徴をざっくり言えば、馬体にエネルギーを溜めながら、スピードを減却させておくのが上手いんや。これが難しいんやけどな。
イメージしにくいかもしれんけど、例えるならバネを収縮した状態、弓矢を引いている状態をつくるのが上手いっちゅう感じかな。
せやから、瞬発力勝負の多い日本のレースには適した乗り方をしてるけど、消耗度の高いレースや道中で脚を溜めることが重要にならんレースになると、その強みを発揮しにくいというのが弱点になってくる。短距離戦で成績がちょい落ちるのも、その辺が影響しとるんやろな。
さて話は逸れたけど、関西の新人3名について俺なりの雑感。
・田山旺佑 |
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現場では「まだ指示が出せないくらい」なんて話もあったように、前進気勢が強い馬を抑えるのはまだ厳しいかもしれない。 せやけど、キャリアは浅いのに馬群に入っていく勇気はあるし、ロスのない立ち回りはしてくれるから、そういうのが合う馬に乗ったら面白そうやな。 |
・森田誠也 |
減量を活かした積極策に拘ってる感じやな。短距離戦ならすぐにでも勝ち星を挙げれそうな雰囲気やけど、まだ道中で抑えたときに馬の頭が高くなってまうから、中~長距離レースでの折り合いは課題になりそうや。 |
・和田陽希 |
尊敬するジョッキーに父・和田竜二を挙げるだけあって、乗り方のタイプも似とるな。 脚を溜めて切れ味勝負に徹するタイプの馬より、エンジンの掛かりが悪い馬をうまいこと動かすんが得意なんやろな。 |
こうやってデータだけではなく、数字では見えへん部分にもこだわって探求すること。加えて、一般ファンが触れにくい現場でしか聞けない『情報』を多くキャッチすることが、多くの万券を獲るために必要なことやと思っとるで。
いよいよ春競馬も本格化。競馬をよぉ知らんライトファンも湧いてくるけど、その人達の心理を逆手に取って万券を量産するのが俺たち。その辺、ぜひ体感してもらいたいな。

仁川からえげつない的中を多数提供し、近年は「猛虎」「鬼」と呼ばれるだけの大物に進化。陣営の深いところまで入り込み、関係者や厩舎番との“交渉”も朝飯前。掴まっていれば勝てる馬にあえて●流ジョッキーをあてがった豪腕はもはや伝説。
最近は誰でも一度は目にしたことのある大手ニュースのコラム執筆で大活躍。馬券をハメるために知謀をフルに活かしており、当たり前のように圧倒的プラス収支を計上。一度火が付けば止まらない猛打スタイルは、丸乗りして爆勝ちする熱狂的信者を生み出している。